こんにちは「映画/健康雑談」の高岡です
今日はブルース・ウィリスの出演作品の中から私が大好きな作品をご紹介します。
彼の代表作と言えば「ダイハード」シリーズ、「シックスセンス」「アルマゲドン」などというタイトルがありますが、今日ご紹介する作品はアクションでもなくサスペンスでもないファンタジーで2000年に公開された「キッド」という作品です。
【あらすじ】
著名人にイメージ・アップのためのアドバイスを与えるコンサルタントの仕事をしている独身男のラスは、ある夜、自宅で小さな男の子を目撃する。その日は見失ってしまうが、翌日、もう一度その少年に出会ったラスは、その少年が昔の自分であることを知り愕然とする。少年のラスは大人になった自分が子供の頃に思っていた犬を飼っていてパイロットになっているという夢をまったく叶えていないことに落胆してしまう。
子供の頃の自分が何故、自分の目の前に現れたのか?それには「なにか意味がある」のではないかと考え始める大人のラス。
大人のラスは頭も良く仕事ではアシスタントを雇えるほどに成功している。だけれども独身で気になる女性がいても敢えて近づかないようにしているところがある。
何が足りないのか?こどもの自分は何を伝えるために自分の前に現れたのか?それは8歳の頃に亡くなった母の死に関係があるのか? 将来に不安を感じながら同じ誕生日を飛行場近くのレストランで夕食を取る彼らにあることが起こる。【※『あること』を書いてしまうとネタバレになるし、知らないで観て頂いた方が感動もひとしおなので、敢えて書きません。】
※以下はYou Tubeにある映画「キッド」予告編(YOKOKUHE MANIAより)!
最初にこの作品を観た時は、前半はまったく面白味が感じられなかったのですが、後半から引きずりこまれて「単純」に感動。数年おいて2度目に観た時は「これって自問自答をするための素晴らしい課題映画」なんだと思った。
このブログを書くために、この作品のDVDを見直してみました。今回の3回目では「これって心のタイムトラベルを描いた素晴らしいファンタジーなのだ!」と感想が変わりました!
「映画を観ている自分自身はどうなのだろう?」
大人たちに自分の人生を振り返ることの大切さを教えてくれている、そういう意図で作られた作品だったのだと改めて認識しました。
2010年を過ぎたあたりから「人生は100歳時代を迎えた」とあらゆる場面で聞くようになりました。確かに今の時代の70歳、80歳、90歳という年代の方々は、私が子供の頃のその年代の方々よりも若くてカクシャクとしています。本当に皆さんとてもお元気です。この年齢の方々は定年になるまで一つの会社に身を捧げる高度成長期にサラリーマン人生を過し、時代がアナログからデジタルになっていった平成を生き抜いてきた方々なわけで「70歳になったら自分もお爺さんになるのだ。」と思って生活してきたわけですが、いざ、お爺さんと言われる歳になったら 「まだ死ぬには20,30年若いのですよ、まだ生きてください」とまわりの世間の認識がまったく変わってしまっている。さてさて、あと20年たったら、また違う認識になっているかもしれない!
この映画は40歳になる大人の男性が自分の人生を見つめ直す映画です。
「人生100歳時代」を考えた場合、一つの会社に居られるという幸運な方もいるでしょうが、時代の進行が速すぎると今流行っているビジネスも5年も経つとビジネスとして成り立たなくなる現実もある事を考えると
人生の路線チェンジ・シフトが今まで以上に必要になる世の中になっていきますよ、きっと。だから、その「心構え」が必要になってきているんです!
監督は「クールランニング」「ナショナル・トレージャー1&2」「MEG ザ・モンスター」などのジョン・タートルトーブ。最近はアクション系の作品が多いのですが、出来れば「キッド」のようなファンタジー作品もまた観てみたいですね。
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